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寝る前の甘い誘惑、脳番地を味方に困った習慣を撃退しよう!

■ やめられないのはどうして?

こんにちは。
脳番地ドクターこと、加藤俊徳です。

先日、会社のスタッフに
「仕事終わりに家で、お菓子を食べる
クセがついてしまい困っている」との
相談を受けました。

この気持ち、分かります。

お菓子に限らず、夜遅い時間にお酒を飲む
ハイカロリーの脂っこい夕食を食べるなど、
太る原因、健康に良くないと分かっていても
やめられないクセ。

これは、大いに脳機能が関係しています。

つい先日、私も夜に“どら焼き”を目にして
しまい「食べたい!」という衝動にかられました。

しかし、私はある方法で食べることを
ストップできました。

■ 〇〇を持てば誘惑は阻止できる?!

普段から、健康や自分の体形に気を使う人は
こういった夜の間食や食事もしっかり管理
しており、食べない工夫をしています。

これを聞くだけでもスゴイ!と思ってしまい
ますが、それ以上にすごいのは、食べたい
以上の「こうありたい」という理想の欲求を
持っていることです。

こういった方の脳は、思考・感情・記憶系
脳番地が活発に働いてます。
「こうありたい」という欲求を明確に持って
いる為、夜甘いものを目にしてしまっても
「健康や体形維持の方が大事!」と思考系
脳番地が機能し、食べることにブレーキを
かけられます。

しかし、理想の欲求を明確に持っていない場合、
目の前に甘いものが飛び込んで来ると、
衝動的食欲に流され、手が出るという結果に
なりがちです。

■ 脳番地を味方にして、困った習慣を改善しよう!

では、どうしたら衝動的食欲に負けない
ようになれるでしょうか?

一つは、上記でも伝えた「理想の欲求」を
持つこと。この欲求が強ければ強いほど
絶対に譲れない条件になるので、誘惑が出てきても
思考系脳番地の力で、ストップがかかりやすく
なります。

更に「明確な約束事」を作っておくのがベスト。
「〇時以降は食べ物を口にしない」など、
記憶系脳番地にインプットしておくことが
大事です。

実は、私の夜のどら焼き食いをストップ
できたのは、上記2つをセットで持っていた
からです。

私の今年の目標は「健康長寿」でいかに健康な
脳と体を作るかを目標にしており、その中に
「夜9時以降は食べない」との決まりを作り
ました。

その為、夜にどら焼きを見てしまっても、
「健康第一、9時以降は食べない!」と
ストップがかけられ、更に私のケースは
「明日の楽しみにとっておこう!」と
食べたい欲求を上手に明日の楽しみに移行
したのです。

ただ、理想の欲求はすぐに持てるものでも
ありません。

そんな方には「食べる必要がない」と
考えることをお勧めします。

どういうことかと言うと、例えば夜のおやつが
やめられないなら、砂糖の量を計算してみる。
ショートケーキ1カット約30グラム、
5日食べたら150グラム、1カ月で600グラム、
2カ月で1.2キロの砂糖を摂取することになります。
これを聞いて、ちょっとぞっとしませんか?
もはや、それほど、食べる必要がないのです!

このように、「食べたくない、嫌」と思える
ぐらいの情報を知ってしまうと、感情系脳番地が
「食べたくない!」と反応し、食べないを
選択してくれます。

甘いもの以外でも、困った習慣を断ちたい時に
使える方法ですので、是非お試し下さい。

 


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