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なぜ うまくいく人は「ひとり言」が多いのか?


■ 新あなたは「ひとり言」を言う?言わない?

こんにちは。
脳番地ドクターこと、加藤俊徳です。

今月の3月1日に新しい本
『なぜ うまくいく人は「ひとり言」が多いのか?』
を出版しました。

最初に皆さんに質問です!
あなたは「ひとり言」を言う派?言わない派?

「私は言わないな…」と言う人が多いと私は予測
しましたが、実際のところどうでしょう?

実は私は“ひとり言人間”です。
一人で机に向かい仕事をしている時や、時には
出版社の担当者との打ち合わせでも、
「待てよ、これがこうなるだろ…こっちの方が
いいんじゃないか…」と、ひとり言がどんどん
出てきます。

ただ、私ののひとり言は、声に出すことは
少なく、頭の中で、ひとり言が駆け巡る
タイプです。

私はひとり言を脳科学的な見地から二つに分類
しています。一つは、声に出さないけれども
自分の脳内で ひとり言を話す内言語性ひとり言。
二つ目は、声に出す外言語性ひとり言。

「え、そうなんだ!」と思わずつぶやいて
しまった方、それ立派なひとり言です。

■ どうして「ひとり言」は出てくるの?

まず最初に、ひとり言が出てくる前の、
脳の中は一体どうなっているのか考えてみましょう。

私たちは日々、家庭や仕事、学校や社会など、
様々な場所で、新しい出来事や知識、人間関係、
目で見る風景など、様々な情報の刺激を受け、
インプットとアウトプットを繰返しています。

こいった毎日の中で、意識に昇ってくるものも
あれば、無意識の中に存在しているものが
あります。

脳に存在するこれらの情報が意識的又は
無意識にくみ上げられ、言葉として現れたものが
「ひとり言」であると、私は考えており、
脳の思考の働きそのものと捉えています。

■ 「良いひとり言」と「悪いひとり言」

ひとり言は使い方次第で、脳にプラスな
働きとなり、逆にマイナスな働きにもなります。

プロのスポーツ選手が競技中に
「俺ならできる!」「絶対勝てる!」
「ここから逆転できる」など、ひとり言を
つぶやいているシーンをテレビで観ますが、あれは
言葉で自分の背中を押すプラスの効果があります。

プラスの言葉は、感情系・思考系脳番地を働かせ
そのプラスの効果が運動系脳番地に伝わり、
パフォーマンスとなって現れます。

逆に「どうせ自分にはできっこない」などの
ネガティブな言葉は、脳にマイナスな効果となり
自分で自分の脳の働きを止めてしまいます。

脳にプラスの働きをもたらしたいのなら、
日頃からポジティブな言葉を選んで使うことが
大切です。

そして、もしネガティブなひとり言に気付いた
なら、つぶやいた自分を否定するのではなく、
「これはチャンス」だと思い「どうして
こんなことをつぶやいたのだろう?」と
自問自答してみましょう。

ネガティブな言葉には自分が持つ、劣等感や
思考の偏りなどが隠れています。

自分自身を振り返るきっかけになるという点で
むしろ、プラスのひとり言に変えていける
可能性を秘めています。

ひとり言は“脳の思考の働きそのもの”と
お伝えした通り、ひとり言に注目すれば、
自分がどんな思考をしているか、気付くことが
できます。

是非、ひとり言を味方にし、脳の成長に繋げて
いきましょう!

 
 

 『なぜ うまくいく人は「ひとり言」が多いのか?』
 (クロスメディア・パブリッシング(インプレス))
  
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