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第290号 めんどさいがなくなる!ウォーキング脳

■ 日本列島梅雨入りです!

こんにちは。
脳番地ドクターこと、加藤俊徳です。

日本列島も梅雨入りとなり、雨の降る日が
増えていますよね。

私が子どもだった頃は雨が降っても、
濡れることが気にならないと言うか、
濡れてもお構いなしに、外でワイワイ
はしゃいだ記憶があります。

けれどもだんだんと大人になるにつれ、
雨の日に外に出ることを億劫に思う人が
増えるように思います。

確かに、異常気象で洪水、土砂災害の注意が
必要な時はあります。
しかし、多少の雨でも、濡れるのがイヤだとか、
傘をさして歩くのがめんどうだなど、
外に出ない時間が増えているように思います。

その気持ち、私もよく分かるのですが、
私のお勧めは、
「小降りなら雨でも外を散歩する!」なのです。

今日は脳を活性化させる
ウォーキング脳」のお話をします。

■ 歩かないと脳は弱る!?

最初は「雨だから今日は外に出たくない」
だったのが「雨だから」が消えて、
「外に出るのがめんどくさい」
に変わっていく現象。

これは雨に限らず、コロナ禍の在宅生活でも
起こりました。また、お子さんの「学校に
行きたくない」と言うのも、最初は行きたくない
理由があってのことでも、その内「行くのが
めんどくさい」になるケースがあります。

こういった家から出ない為に起こる最大の問題は
運動系脳番地の衰え」です。

歩く歩数が減るだけで、脳の刺激は減ります。
刺激が減ると、脳はだんだんと衰えてきます。
脳がスムーズに働かないと、体も思うように
動かせず、それがめんどくさいと感じてしまう
一つの理由です。

これまで「気持ちの問題」と言われていた
この現象は確実な「脳の問題」です。

■ ウォーキングは8つの脳番地を刺激する!

私は昔から、歩くことが大好きで、出勤前の
ウォーキングや、診察の合間にもあえて
外を出歩くようにしています。

動くと運動系脳番地が刺激され、脳の活性化に
なりますが、活性化されるのは運動系脳番地
だけではありません!

まず外に出るだけで、車や人にぶつからない
ようにするために、周りを良く見たり、音を
聞いたりします。これが視覚系や聴覚系の脳番地
刺激になります。

また、工夫次第では8つの脳番地を活性化
させることができます。

例えば、美味しそうなお店を見つけたり、
咲いている花を見てキレイと思えば、感情系
脳番地の刺激になります。

ウォーキングにスーパーの買い物を追加して、
夕食の献立をあれこれシュミレーション
することは、思考系・理解系の刺激になります。

帰宅後、今日のウォーキング日記と題し、
一日を振返れば、記憶系と伝達系の脳番地
刺激になります。

このように、ウォーキングをきっかけに、
様々な脳に刺激を与えられるので、めんどくさい
から、むしろやる気を増やす結果になります。

梅雨の晴れ間を狙ったり、雨が降っていても、
お気に入りの傘とレインコート、長靴で気分を
上げて、外を散歩してみましょう!


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