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第275号 一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方~大人には大人の勉強法がある~
■ 大人の脳は勉強したがっている
私たち大人の脳は学生時代に比べ、圧倒的に
「学びやすい状態」になっていることを
ご存知でしょうか?
「大人になってから、学生時代にはなかった
勉強欲が出てきた!」
こういった欲は正に、大人の脳から生み出された
意欲です。
一方で
「勉強しても昔みたいに新しいことが覚えられない」
「40代以降、記憶力が悪くなた」
など、脳の劣化を思わせる悩みを抱える方もいます。
一見、この悩みは年齢による脳の老化が原因と
思われがちですが、そうではありません。
実は、若いころと大人になった今とでは、
脳の働き方がガラリと変わっているため、
学生時代にやってた勉強法が、大人の脳には
通用しないのです。
今、あなたに必要なのは、
「大人の脳が活性化する勉強法」です!
■ 脳の最盛期は40代後半~50代
「脳の成人式は30歳」
これまで、1万人以上の脳をMRI画像を通じ
見てきましたが、脳が構造上“大人になった”
という状態になるのはおおよそ30歳です。
そしてこの30歳以降が、脳の個性が光る時。
就職、昇進、結婚など、ライフステージの
変化に富み、新しい刺激をたくさん浴びる、
この時期から、脳が急成長をしていきます。
多くの人が40歳以降に
「歳だから脳が衰えてきた」と感じている
ようですが、実際はこの時期が脳にとって
『成長の旬』の時期で、本来ならば、
脳はイキイキさせることができるのです。
冒頭でもお伝えしましたが「脳が衰えてきた」
と感じてしまうのは、大人になって、
「大人の正しい脳の使い方」ができていない
からです。
■ 学習効率を上げる、大人の学び方
大人になると、昔と比べ脳の働きが変わると
共に、仕事や家事、育児など、勉強と両立して
行うものが増えてきます。
そんな忙しい毎日を過ごしながらも何かを
学ぶなら、学んだ分だけしっかり脳に
刻みたいものです。
そこで、今回は学びを無駄にしない学び方を
お教えします。
何か一つのことを勉強するとき、常に
頭の片隅に、学んだことがあるよう、
情報との親密度を高めておくことが理想的。
なぜなら、脳にはさぼりやすい癖があり、
情報との接点が途切れると、感知する力が
著しくダウンするからです。
社会人だと、平日は仕事で手一杯のため
週末まとめて勉強に時間を費やす方も多い
ことでしょう。
このやり方を否定するつもりはありません。
しかし、勉強当日から3日ぐらいは学んだ
ことが頭に残っていても、仕事に忙殺され
学んだことの記憶が薄れてしまうのが、
通常の脳の働きです。
せっかく時間をついやしても、翌週には
また前回の学びを思い起こしてから次に
進む、、、。ちょっと悪循環ですね。
こうならない為に、例えば週末2時間
勉強するなら、毎日10分12日間、勉強を
続けた方が、脳科学的には、かなり効率の
いい勉強法になります。
この方法は、常に頭の片隅に学んだ情報が
残っているため記憶としても定着しやすく
なります。
これから何かを学びたいと思っている方、
勉強をしてるがなかなかうまくいかない方、
是非、大人の勉強法で脳の力を最大限
発揮していきましょう!
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