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第190号 聴覚系脳番地を鍛え“認知症”予防!
■■■ これって認知症の始まり? ■■■
「最近物覚えが悪くなった。もしかして認知症?」
これは脳の老化を感じるもっとも身近な自覚症状です。
脳の中でも特に記憶と関わりが深いのが
「海馬」 です。
海馬は目や耳からの情報を集め、整理し記憶する
役割を持っています。
この海馬の働きが衰えると、当然記憶する力も
衰えてきます。
では、どうしたら、海馬に刺激を与え活発に
働かせることができるのか?
それは、
「聴覚系脳番地を鍛えること」 です。
■■■ 聴く力は認知症を予防する?! ■■■
海馬と聴覚系脳番地には、密接な関係があります。
脳内の位置的関係も、聴覚系脳番地の近くに海馬があります。
最近では、絵画をみることよりも、音楽を聴くことの方が
より海馬を活発に働かせるという報告もあるほど。
つまり、海馬をより強く刺激するには視覚情報より
聴覚情報の方が有利と言えるのです。
年をとるごとに、耳が聴こえにくくなり、更には
老人性難聴を発症するケースも増えてきます。
聴こえにくくなると、しっかり聴く頻度が減り、
聴きたいと思わなくなる悪循環に陥ります。
こうなると、結果的に脳の聴覚系脳番地の
刺激が明らかに減るわけです。
人間の体は不思議なもので「この器官はあまり使わないから
不要なんだ」と脳が判断すると、その器官はどんどん
退化していきます。
聴覚系脳番地も同じで、刺激が減ればそれだけ衰えが
進んでしまうというわけです。
■■■ 会話は聴く脳番地トレーニング! ■■■
聴覚系脳番地を刺激し、更に認知症を防ぐのにお勧めなのが
「会話」です。
相手の話を聞く“インプット”と、自分の言葉で
しゃべる“アウトプット”を同時に行うことができます。
会話では主に下記4つの脳番地を使います。
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◇ 会話で使う4つの脳番地
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聞く(聴覚系脳番地)
↓
一時的に記憶する(記憶系脳番地)
↓
理解する(理解系脳番地)
↓
話す(伝達系脳番地)
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会話はしているという方でも、一方的に自分のことばかり
話している人は、相手の話をあまり聞けていないかもしれません。
今より“2倍”聞くように意識し相手に質問する癖を
つけると良いでしょう。
聴覚系脳番地の働きが良くなれば、会話が楽しくなります。
孤立した生活を防ぐことにもなり、認知症予防には最適ですよ!
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