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第181号 脳発達に必要な『脳内リズムの整え方』

mailmagazine181

■■■ 私たちの脳内リズムが侵されている!! ■■■

Dr.加藤俊徳がクリニックで行っている、脳画像診断には
日々、様々なお客様や患者様がいらっしゃいます。

最近、特に気になるのは「昼夜逆転」の生活の人々。

ゲームや動画にハマり、スマートフォンが手放せなくなる。
ひどい場合、ゲームで家に引きこもり、学校・会社へ
行かなくなるケースです。

大好きなゲームをしている時は楽しいけど、
ご飯を食べる、お風呂に入るなど基本的な生活行動まで
面倒に感じるようになる場合もあります。

ここまでひどい状態でないにせよ、
寝る時間は深夜0時過ぎ、休日は太陽が昇っても
まだ布団の中で眠っているという方はいるのではないでしょうか?

体がだるい、なんとなくやる気が出ない、
やりたいことがないなど、これはもしかすると、
生活の乱れから起こる『脳内リズム』の乱れが起っている
可能性があります。

■■■ 脳の発達に大事な『脳内リズム』 ■■■

本来人間は「朝目が覚め、夜になると眠くなる」
24時間の『脳内リズム』を持っています。
このリズムが狂うと、睡眠障害などを起こし、
脳の発達にも影響してきます。

睡眠障害が起こると
--------------------------
 ・眠い
 ・だるい
 ・集中できない
 ・怒りやすい
 ・注意散漫
--------------------------
などが起こりやすい脳の状態になります。
これは、大人・子どもどちらにも当てはまることです。
子どもの場合、上記の状態で学校に行っても、
授業が頭に入らないのです。

昼夜逆転とまでは行かなくても、寝るギリギリまで
スマホを見ていたり、煌々と照らされた電気の下で
夜遅くまで仕事や勉強をしすぎると、良質な睡眠の妨げに
なります。

一昔前までは、睡眠時間を削ってでも勉強をすることが
大事と言われていましたが、今は違います。

正しい睡眠をとり「脳内リズム」を整えることが
脳にはとても大事なのです!

■■■ 始めよう!脳内リズムを整える習慣! ■■■

脳内リズムを整えるのに最適なのが、正しい睡眠を取る事です。
ここまで話をすれば、「まずい、ちゃんと寝よう!」と
大人は思うはずです。しかし、子どもの場合はそう簡単に
親の考える行動を起こしてくれません。

子どもは大人と比べ、脳の発達がまだまだ未熟です。
従って「睡眠は大事だよ」と言ったところで、
できない、やれないのです。

なので、子どもの場合には言って聞かせるだけでなく、
お母さん・お父さんも一緒に脳内リズムを整える習慣を
始めることがポイントです!

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 ☆ 始めよう!脳内リズム習慣! ☆
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[基本] 規則正しい睡眠

    早寝早起きは脳内リズムを整える基本です!

    ・夜は22時までに寝る!

    ・朝は6時までに起きる!

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 更に、朝の時間を活用して下記もプラスしてみよう!

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[プラス1] 朝の運動習慣

    早起きできたら、ジョギング又は散歩をする!

    ・朝日をたっぷり浴びる

    ・体を動かし、脳を目覚めさせる

[プラス2] 朝の食事習慣

    お腹を空かせて、朝食を食べよう!

    ・栄養バランスの取れた食事をする

    ・よく噛む

    ・家族そろって食事をとる

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このような朝の生活習慣をしっかりと身に付けていくことで
脳内リズムが整い、脳が働きやすい状態を作ります。
是非取り組んでみて下さい。

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