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第283号 やる気が目覚める 脳の朝活

■ 朝の“脳覚醒”が一日のカギ!

毎日、快適でやる気に満ち、充実した日々を
過ごしたい!こう思ったりはしませんか?

そんな一日が過ごせたら、仕事がはかどり、
家事や勉強など、やらなければならないことも
楽にこなすことができるでしょう。

事実、私は昔に比べ「脳の覚醒」が上がり、
朝の目覚めが良くなり、やる気も出て、
仕事の効率がアップしています。

私は若い頃、夜型の生活をしており、
勉強に身が入るのは夜になってからで、
更に筋トレも深夜にやっていたほどです。

若い頃なら夜型の生活でも、何とかやって
いけますが、実際この生活は脳にも体にも
良くありません。

そこで私は、脳の研究で得られた知識を
総動員して、朝の覚醒度を一気にピークに
する「脳の朝活」を始めました。

この、脳の朝活を生活に取り入れたことで
頭のキレが良くなり、頑張ろうと力を
ふり絞らずに、今、仕事や研究が出来ています。

日中、最高のパフォーマンスが得られるように
なったのは、間違いなく脳の覚醒のピークを
」に持って来れたことです。

歳のせいで脳機能が低下し、パフォーマンスが
上がらないのではなく、脳のコンディションを
良い状態に保てているかどうかがポイント
なのです。

■ 「脳の朝活」で覚醒のピークを朝に持ってくる!

人間の脳や体は、朝起きて、日中は活動し、
夜になると眠くなるといった、機能が
備わっています。これを「概日リズム
(サーカディアンリズム)」と呼びます。

概日リズムは、ホルモンの分泌、内臓の
働き、自律神経など、人間が生命を保持
する為に必要な機能と密接に関わっています。

この概日リズムを正常に保ち、朝の覚醒を
ピークに持ってくることが今回お伝えしている
「脳の朝活」が目指すところ!

よく「夜寝てさえいれば問題ないのね」
と思われる方もいますが、夜寝ることは
最低限必要なこと。仮に睡眠時間は十分
取れていても、起きる時間、起きた後の
脳への刺激の違いで、脳の覚醒度合いが
変わってきます。そしてこの覚醒の質が
今度は夜の睡眠に影響を与え、睡眠と覚醒が
お互い影響し合い、脳や体のコンディションの
質を上げていくのです。

■ 朝の習慣“運動系脳番地”を刺激しよう!

覚醒のピークを朝に持ってくるには、
睡眠に加え「脳の朝活」で適切な刺激を
脳に与えることが大事です。刺激と言っても、
何でもいい訳ではありません。

効果的に脳に刺激を与えるには、8つの
脳番地の中でも「運動系脳番地」をターゲットに
覚醒を上げることをお勧めします!

更に、朝の習慣に組み込めることなら
よりベストです。そこで、お勧めしたいのが

利き手と反対の手で歯磨きをする」です。

運動系脳番地は、手・足・口・舌など
部位ごとに番地が更に分かれています。

歯磨きは、手先と口、舌と複数の運動系
脳番地を刺激します。

また私たちの調査で、右利きの人が
左手で歯を磨くと通常の1.6倍の脳の
エネルギーを使うことも明らかになり、
脳の朝活にお勧めです!


毎日が疲れやすい、感情の起伏が激しい
頭がボーっとするなどの悩みを抱えている
方は是非「脳の朝活」で快適な一日を
手に入れましょう!

 
 
 
『やる気が目覚める脳の朝活』(マキノ出版)

 脳力をフルに発揮するには、脳が朝からしっかり
 “覚醒”していることが不可欠!

 この本では最高のパフォーマンスを引き出す
 53の脳番地トレーニング習慣をご紹介してます。

  書籍の詳細はこちら>>
  やる気が目覚める脳の朝活