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第267号 不安を力に変える~不安脳が劇的に変わる~
■ 脳を変えれば人生は変わる ■
世の中には、他人から見れば些細なことでも
不安を感じ、生きずらさを抱える人が少なく
ありません。
例えば、
□ 肝心な時、不安に襲われ行動できない
□ 些細なことが気になり、気分がモヤモヤ
□ 気分が乗らず、先延ばしにしてしまう
□ 心配事のせいで、なかなか寝付けない
こういった一見“ちょっとした不安”でも
一度脳が不安を抱くと、消し去ることは
そう簡単ではありません。
やみくもに、解消しようとしても、
残念ながら問題の解決にはならず、
むしろ事態を悪化させてしまいます。
ただ、私は「不安は脳の力」だと考えています。
そんなことを言われ、驚いた方もいるでしょう。
なぜなら、脳は自分にとって必要だからこそ
「不安」を生み出すからです。
■ 脳の成長に「不安」は欠かせない存在?! ■
不安を感じたとき「どうしたらいいの…」と
答えが見つからず、行き場をなくし動けない
感覚を味わったことはないでしょうか?
実はこの時、脳の中でも同じく
「どこの脳番地を使えば答えにたどり着けるか
分からない!」とパニックになっています。
このように、脳は上手く機能しないとき、
不安を生み出します。
では、なぜ脳が上手く機能しないのでしょうか?
その最大の理由は
「未熟な脳番地が邪魔をしている」からです。
例えば、赤ちゃんが生まれてすぐ、歩いたり
話したりできないのは、歩くのに必要な
運動系脳番地や、話すのに必要な伝達系脳番地が
未熟だからです。
これと一緒で、不安を生む脳にも
未熟な脳番地があり、そこを使おうとするとき、
脳が上手く機能しないのです。
しかし、考えてみて下さい。
生まれたときは皆未熟な脳の持ち主です。
言わば「未熟な脳番地があるからこそ、
成長がある」わけです。もっと言えば、
不安が起こるのは、成長にとってごく自然な
ことで、不安があるから脳が成長するとも
言えるでしょう。
そう考えると、不安は必要なものなのに、
多くの人は、悪いものだと捉えがちで、
その方が問題です。
不安を生み出す脳のメカニズムを正しく理解し
むしろ、不安を利用して脳を成長させる力に
変えることが、得策なのです。
■ 脳の〇〇〇を増やせば不安が軽減する ■
ではどうやって「不安を力」に変えていくか?
ズバリ、
脳の「経験値」を増やせばいいのです。
不安は未熟な脳番地があるからこそ生まれます。
その脳番地に経験を積ませることで、未熟から
成長に変わり、不安が軽減します。
脳は8つの脳番地に分かれており、どの脳番地が
未熟かによって、不安の種類が違います。
早速、当てはまるものにチェックしてみましょう。
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◆脳番地別 不安の種類
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□ 人に流されやすく自分の感情が分からず不安になる
→感情系脳番地
□ 自分は忘れっぽいのではないかと不安になる
→記憶系脳番地
□ 次に何をやればいいか分からず不安になる
→思考系脳番地
□ 状況が理解できていいるかどうか不安になる
→理解系脳番地
□ 場面の把握ができず不安になる
→視覚系脳番地
□ 相手の話がきちんと聞けているか不安になる
→聴覚系脳番地
□ 自分の意思を伝えられているか不安になる
→伝達系脳番地
□ 行動することに不安を感じる
→運動系脳番地
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いかがでしょうか?
これら、当てはまるものが、あなたの未熟な脳番地の
可能性があります。
こうやってまず、自分の脳の特徴を知ることが大事です。
未熟な脳番地が分かれば、あとは自分の脳に合った
経験を積むトレーニングをするだけです。
「不安がある」。それはこれから脳が成長する余地が
十分あることなので、是非自分に必要な経験を積む
トレーニングをしましょう!
〜いま、辛いと感じる人のための脳番地トレーニング42』(扶桑社)
今抱える不安を分析し、脳のメカニズムに合わせ
不安を力に変える一冊です。
不安を力に変える
〜いま、辛いと感じる人のための脳番地トレーニング42
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