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第261号 脳が成長する仕事のコツ
■ 脳が成長する環境とは? ■
今年もあっという間に新生活がスタートする
4月となりました。
今年社会人になった皆さん、おめでとうございます。
学生生活から社会人へと新たな一歩を
踏み出したことで、大きな期待もあれば不安も
あることでしょう。
しかし、未来はこれから自らの手で作るものです。
是非期待を忘れずに、毎日を過ごしてもらいたいと
思います。
そしてこれからの働く上で「脳の成長」は欠かせません。
脳は不思議なもので、置かれた環境に適応する力があり、
どう適応し成長するかは、その環境を「どう捉えるか」
にも関係してきます。
良い環境にいれば良い成長となり、悪い環境にいれば
悪い成長をするという、単純なことではないのです。
では、どうすればいいか?
今回はちょっとしたコツ「脳の成長ルール」を
お伝えします。
■ 脳が成長するとは「経験する」こと ■
生まれたばかりの赤ちゃんは、脳が未熟で、歩くことも
話すこともできません。しかし、毎日世話をしてくれる
両親や周囲の関わりや、学校生活などを通じ、徐々に
できることが増え、大人になっていきます。
脳は日々の経験に基づき成長していきますが、これは
大人になっても同じことです。
どんな経験をするかで、脳の成長は変わります。
また同じ環境にいながらも、その経験をどう捉えるか、
その違いにより、脳の成長も変わってきます。
そして経験の仕方により、成長するしないを左右します。
脳は「これ以上は考えらえれない」というところまで
使ったときに、その枝ぶりが一番伸び、成長します。
脳番地をよく使うと、ごく軽度の低酸素状態が脳に
おこり、それが脳の枝ぶりを太くするのです。
体のトレーニングで例えると、限界まで肉体を
追込んだときに、筋力や持久力が成長するのと
同じことです。
特に若いうちは、要領よく立ち回りその場しのぎの
手抜き仕事を覚えるより、自分の能力を最大限に使い
目の前の課題に取り組むことが脳を成長させるには
大切です。
■ どんな環境でも脳を伸ばす方法 ■
就職した会社や配属された部署が、自分が思っていた
ところと違ったというケースはよくあります。
実際多くの先輩方がそのような経験をしています。
こういった時、やる気をなくしたり、あるいはすぐに
辞めるからと投げやりな態度になるのではなく、
「ここで学べること、手に入れられるものはなにか」を
“見つける”ことが脳の成長につながります。
その為に大切なのが「視覚系脳番地の力」です。
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◎ 見つける力:視覚系脳番地
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1)周囲の状況を的確に見る力
2)動くものを的確に捉える力
3)価値を見極める力
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どんな環境にも、良い点と悪い点があります。
悪い点にばかり目を向け、できないやりたくない
理由を並べるのではなく、自分が置かれた環境を
自分の目でよく見て成長資源を見つけ、取り入れて
いくことが、脳の成長につながります。
「脳はいくつになっても成長する」
これは私がずっと言い続けている言葉です。
これは新社会人だけでなく、全ての人に
当てはまる言葉です。
脳は経験により成長します。
あきらめず自分の脳の可能性を信じ前に進んでいけば、
今の自分よりはるかに成長した自分を数年後
実感できるはずです。
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