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第242号 「優しすぎて損ばかり」がなくなる 感情脳の鍛え方
■ 自分の気持ちが分からない ■
これまでなんとなく感じてきた「生きずらさ」。
いつも、周囲のご機嫌を伺っていたり、
グズグズ、迷って行動できなかったり、
これと言って、やりたいことが無かったり、
急に不安な気持ちに襲われたり…など。
実はこれらは、脳が作りだしている
「自分の気持ちが分からない」状態の時に
起こりやすい現象です。
まずは下記であなたの脳をチェックをしてみましょう。
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□率先して人を誘わないが誘われると断れない
□「どうしたい?」と意見を聞かれるとフリーズする
□人が集まる場所では、人目が気になり落ち着かない
□いつもなんとなく自信がない
□スマホなど、特定の作業に没頭しがち
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いくつ当てはまりましたか?チェックが多いほど
「自分の気持ちが分からない脳」の状態で、
自分を上手くコントロールできず困っているはずです。
■ 周囲からは高評価な人も多いけれども… ■
自分の気持ちが分からない人は、周囲からは
「性格がいい人」と高評価なことが多く、
友達も多い傾向があります。
その理由は、気配りができ、物腰がやわらかく、
人を裏切ることもなく、他者との共感力も高い
といった、特徴があるためです。
これは「人の為に尽くせる」という良い面も
ありますが、自分よりも他人を優先しすぎて、
自ずと悩む原因を作り出しているのです。
また、周囲にリーダー的存在がいると、
その人の意見に従うことが常となり、そもそも
自分の気持ちを作るチャンスが少ないといった
ことも理由の一つとしてあげられます。
自分の気持ちが生成されにくいと、楽しいと
思えることが少なかったり、気が進まない
ことをなんとなく受け入れてしまったりと、
自分の人生なのに自分がコントロール
できていない部分が多くなります。
その為、
-------------------------------------
自分がどうしたいか分からない
↓
考えがまとまらない
↓
自分の気持ちに一致した行動が起こせない
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という、悩みの回路を脳に作ってしまうのです。
■ 同調グセをやめるとラクになる ■
自分の気持ちが分からない人は、自分の感情に
反して、相手に同調してしまう傾向があります。
例えば、友達から旅行の誘いを受け、その場では
「うん、行く!」と言ったものの、家に帰ると
後悔が増し自己嫌悪に陥るといったケースです。
自分の気持ちが分からない人は、その場ですぐに
気持ちが定まらないため、一旦相手の期待通りに
振る舞ってしまうのです。
特に、言いにくい相手だったり、その場の雰囲気に
流されてしまうと、こうしたことがよく起こります。
しかし、このように同調することで、本人にも
メリットが発生しています。
それは
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相手が嫌な気にならない=自分が嫌な気にならない
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ということです。
同調は「自分の身を守る手段」となっているのです。
このような時には「沈黙」することも同調回避の
一つです。沈黙をすることで、相手から
「様子がおかしいぞ」と察してもえるので、
その場での同調を回避することができます。
今、自分の気持ちが分からなくても、普段の態度を
変えることで、自分の気持ちが分かる脳を育てる
ことができますので、まずは一つ、同調グセの
回避から始めてみましょう。
感情脳を鍛えていく本です。自分の気持ちが分かれば、
もっと楽しいく、自分らしく毎日過ごすことができますよ。
「優しすぎて損ばかり」がなくなる 感情脳の鍛え方
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