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第241号 大人の発達障害~話相手の目を3秒以上見つめられない~
■■■ 話相手の目を3秒見れない問題とは? ■■■
あなたは、話相手の目を3秒以上見つめられますか?
下記の質問のチェックをしてみましょう。
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□ 人の顔を見ると何か怖いと感じる
□ ずっと人の目を見ているのは苦痛だ
□ 相手と目を合わせようとすら思わない
□ マスクをしていないと相手の顔が見られない
□ 相手の目を見ているつもりでも「ちゃんと目を見て」
と言われる
□ 相手と目を合わせると、なぜかすぐに目を
逸らしたくなる
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この6つの症状は、いずれも話し相手と目を合わせ
られない人に見られるものです。
こうした、話相手の目を3秒見れない人の問題とは、
何なのでしょうか?
実はその背後に『大人の発達障害』が潜んでいます。
■■■ 大人の発達障害の問題とは何か? ■■■
発達障害には主に下記の3つがあります。
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・注意欠陥障害(ADD)
・注意欠陥多動性障害(ADHD)
・自閉症スペクトラム障害(ASD)
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これらの発達障害を持つ人たちの中に、冒頭でお話した
「話相手の目を3秒見つめられない人」問題を抱える人が
多くいます。そして、共通してある特定の脳番地の発達に
問題を抱えています。
それは、視覚系脳番地です。
視覚系脳番地が未熟だと、相手の目を3秒以上見つめる
ことができません。そしてこの問題は、それだけに
とどまらず、「感情認識障害」という困った問題を
引き起こします。
■■■ 感情認識障害とは? ■■■
「感情認識障害」という言葉は、初めて聞く方も
多いのではないでしょうか?
発達障害を持つ人たちの中には、自分または他人の
感情が分からないという症状を持つ方が多くいます。
しかし、その問題は正しく認知されておらず、
多くの場合が「心の問題」とされてしまい、解決に
至らず、問題を抱える本人だけが苦しい思いをしている
ケースが絶えません。
感情認識障害は、脳の未熟性が問題で、脳の発達を
促すことで、対処していくことができます。
これまで、発達障害だと診断されることなく、大人になり
社会に出て初めて、問題に気づき病院を受診される方も
少なくありません。
会社で他人と仕事をすることが困難、人を怒らせる発言を
してしまう、人の目が気になって仕方ない、など、
一人で抱えて悩まず、脳から問題を捉えることです。
感情認識障害を抱える、大人の発達障害は
まずは正しい理解が必要です。適切な対処を行えば、
今よりも問題は軽減しますのであきらめず、取り組んで
いきましょう。
感情認識障害の問題について詳しく紹介し、
脳を育てる為のトレーニングをご紹介しています。
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