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第204号 脳内ホルモン「メラトニン」で眠れる脳になる!
■■■ 病は「睡眠」から ■■■
日本人は「寝不足大国」ということを聞いた事は
ありませんか?
経済協力開発機構(OECD)の2018年の調査で、
なんと日本は「世界一睡眠時間が少ない国」と
されました。1位が日本人女性、2位が日本人男性と
上位独占の結果です。
なんと日本は「世界一睡眠時間が少ない国」と
されました。1位が日本人女性、2位が日本人男性と
上位独占の結果です。
寝不足の状態は、頭がボーっとしたり、体がキビキビ
動かず、仕事や学業のパフォーマンス低下に繋がります。
動かず、仕事や学業のパフォーマンス低下に繋がります。
また、寝不足はガンや糖尿病のリスクを上げ、更には
認知症になる確率も上がるのです。
認知症になる確率も上がるのです。
仕事や家事が忙しく寝れないケースももちろんありますが、
夜になっても眠くならず、寝れないという悩みがあります。
夜になっても眠くならず、寝れないという悩みがあります。
これは、脳内のホルモン分泌と大きく関係があります。
■■■ 睡眠に欠かせない“メラトニン”の分泌 ■■■
人間は、夜になると眠くなる動物です。
しかし、脳内リズムが崩れていたり、夜中までスマホ
ばかり見ていると、夜になっても目が冴え、眠たく
ならないということが起こります。
しかし、脳内リズムが崩れていたり、夜中までスマホ
ばかり見ていると、夜になっても目が冴え、眠たく
ならないということが起こります。
ではどうしたら、眠くなるのでしょうか?
本来、夜になると脳内に眠くなる物質が放出されます。
それが「メラトニン」です。
メラトニンは夜7時頃を境に分泌が高まり、徐々に
入眠状態を作っていきます。
入眠状態を作っていきます。
この、メラトニンが十分に出た後、脳内では成長ホルモンが
分泌されます。
分泌されます。
成長ホルモンは、全身の細胞を作る命令を出すホルモンです。
骨、筋肉、臓器、血液など、全ての細胞を作る指令を出しています。
骨、筋肉、臓器、血液など、全ての細胞を作る指令を出しています。
つまり、私たちは寝ることで、新しい細胞を作り、
健康な体を維持しているのです。
健康な体を維持しているのです。
その為、睡眠に大事なメラトニンは生きる為に欠かせない
ホルモンなのです。
ホルモンなのです。
■■■ メラトニンはセロトニンから作られる ■■■
このメラトニンは、セロトニンが元となり作られています。
セロトニンは、昼間は覚醒の為に働いていますが、夜になると
メラトニンを作り、覚醒を制御する抑制物質として働きます。
セロトニンは、昼間は覚醒の為に働いていますが、夜になると
メラトニンを作り、覚醒を制御する抑制物質として働きます。
その為、メラトニンを分泌する為には、セロトニンを作る事も
大事なのです。
大事なのです。
では、どうしたらセロトニンを作ることができるのか?
その一つの答えが、日中の運動と食事です。
その一つの答えが、日中の運動と食事です。
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〇セロトニンを作ろう!
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1)リズム運動
〇セロトニンを作ろう!
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1)リズム運動
一定のリズムをきざむ動きでセロトニンを作り出す
ことができます。「呼吸」「咀嚼」「歩行」などが
あります。5~30分程度のウォーキングや
食べる時は、なんとなく噛むのではなく、しっかり
噛んで食べましょう。
ことができます。「呼吸」「咀嚼」「歩行」などが
あります。5~30分程度のウォーキングや
食べる時は、なんとなく噛むのではなく、しっかり
噛んで食べましょう。
2)セロトニン生成に関係する栄養素
・ポリフェノール
腸と脳の調整系、概日リズムへ良い影響を介し、
睡眠に良い影響を与えると言われています。
ぶどう、りんごなどの果物がお勧めです。
腸と脳の調整系、概日リズムへ良い影響を介し、
睡眠に良い影響を与えると言われています。
ぶどう、りんごなどの果物がお勧めです。
・食物繊維
腸内細菌の食糧になるのが、食物繊維です。
腸内セロトニンの分泌を助け、脳内セロトニンの
前駆体を作ります。
ごぼう、ニンジン、さつまいもなどに多く
含まれています。
腸内細菌の食糧になるのが、食物繊維です。
腸内セロトニンの分泌を助け、脳内セロトニンの
前駆体を作ります。
ごぼう、ニンジン、さつまいもなどに多く
含まれています。
・トリプトファン
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから
作られます。トリプトファンは体内では作れない
アミノ酸なので、必ず食事から取りましょう。
お勧めは、赤身の魚や納豆などの豆類です。
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから
作られます。トリプトファンは体内では作れない
アミノ酸なので、必ず食事から取りましょう。
お勧めは、赤身の魚や納豆などの豆類です。
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睡眠は脳と体のベースを整えると言っても過言ではありません。
細胞の新生や記憶の整理も寝ている間に行われます。
また、日中の覚醒を上げるのも睡眠が取れているかに左右されます。
また、日中の覚醒を上げるのも睡眠が取れているかに左右されます。
夜は22時には布団に入り、部屋を暗くし、スマホを手放して
寝る習慣を作っていきましょう。
寝る習慣を作っていきましょう。
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