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第201号 脳が若返る最高の睡眠~寝ないとボケる!~
■■■ 寝ないとボケる!最新の脳科学研究の報告 ■■■
寝不足で、脳に一体何が起こるのか?
これまで多くの研究者が、睡眠中の脳研究を
行って来ました。
行って来ました。
最新の脳科学研究は、とても衝撃的な事実を
報告しています。
報告しています。
これまでは、認知症になると「眠れない」という
症状が起こると言われてきましたが、
症状が起こると言われてきましたが、
『寝不足』が認知症を引き起す重大の要因
であるということが多くの研究結果から
分かってきたのです。
分かってきたのです。
すなわち『寝ない・寝れない』ことが、
認知症になる可能性を高めるというこなのです。
認知症になる可能性を高めるというこなのです。
■■■ 寝不足で脳に老廃物がたまる ■■■
現在、アルツハイマー型認知症は、アミノ酸からなる
ペプチドの“アミロイドβタンパク”や“タウタンパク”
が脳内にたまり、神経細胞を破壊していくと言われています。
ペプチドの“アミロイドβタンパク”や“タウタンパク”
が脳内にたまり、神経細胞を破壊していくと言われています。
その為、脳にたまったこれらの老廃物を速やかに排泄する
ことが、認知症予防につながると考えられています。
ことが、認知症予防につながると考えられています。
米国ワシントン大学の、ジュらの研究では、
脳から髄液中に排泄されたアミロイドβ42の数値を
計測したところ、睡眠効率(就床時間に対する睡眠時間の割合)
が良いほど、この数値が低いとうい結果であることを報告
しています。
脳から髄液中に排泄されたアミロイドβ42の数値を
計測したところ、睡眠効率(就床時間に対する睡眠時間の割合)
が良いほど、この数値が低いとうい結果であることを報告
しています。
その他の研究でも、寝る事でアミロイドβ42の数値が
下がるという結果を示しているものが発表されています。
下がるという結果を示しているものが発表されています。
これらの研究から、アルツハイマー型認知症と睡眠は密接な
関係があることを示しています。
関係があることを示しています。
■■■ 寝不足で起こる5つの脳ダメージ ■■■
また、寝不足は認知症の他にも、脳にダメージを
与えます。
与えます。
寝ないと起こる、主な5つのダメージをご紹介します。
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◇寝不足で起こる5つの脳ダメージ◇
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1)脳の老廃物を効率よく排出できない
◇寝不足で起こる5つの脳ダメージ◇
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1)脳の老廃物を効率よく排出できない
⇒寝ることで「グリンパティックシステム」が働き
脳内のごみ処理をしてくれます。
脳内のごみ処理をしてくれます。
認知症に関わる、アミロイドβ、タウタンパクの
排出にも深く関わっています。
排出にも深く関わっています。
2)海馬を傷つけて記憶力が低下する
⇒睡眠中には、記憶の整理が行われます。
これまで、浅い眠り「レム睡眠」の時に
記憶の定着が行われていると言われていましたが、
深い眠りの「徐波睡眠(ノンレム睡眠)」時に、
長期記憶が形成される為、どちらの眠りも
必要なのです。
記憶の定着が行われていると言われていましたが、
深い眠りの「徐波睡眠(ノンレム睡眠)」時に、
長期記憶が形成される為、どちらの眠りも
必要なのです。
3)成長ホルモンが出ずに若さを失う
⇒全身の細胞を作る命令を出すのが、成長ホルモンです。
このホルモンは、夜10時~夜中3時頃をピークに
分泌されるので、この時間に深い眠りにつくことが
必要です。
分泌されるので、この時間に深い眠りにつくことが
必要です。
4)早朝にドーパミンが出ず、やる気が起きない
⇒朝、すぐに起き行動できるのは、ドーパミンの
分泌のおかげです。
分泌のおかげです。
朝ドーパミンが分泌されることで、眠くなるホルモン
“メラトニン”の分泌を止め、脳や体を覚醒させます。
“メラトニン”の分泌を止め、脳や体を覚醒させます。
5)脳と体に炎症を起こす
⇒睡眠は免疫機能を調整しています。
免疫は細菌やウィルスと戦っているとき、
皮膚を赤くはらしたり、発熱したりと炎症反応を
起こします。
免疫は細菌やウィルスと戦っているとき、
皮膚を赤くはらしたり、発熱したりと炎症反応を
起こします。
この炎症反応は寝不足が引き金で慢性化を引き起す
場合があります。
場合があります。
生活習慣病やアルツハイマー型認知症も、炎症の
一種と考えられており、寝不足で悪化する可能性も
指摘されています。
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一種と考えられており、寝不足で悪化する可能性も
指摘されています。
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睡眠は、私たちが健康に生きる為にはとても大切なものです。
過剰な残業、夜中のゲームなどは脳にダメージを与えます。
過剰な残業、夜中のゲームなどは脳にダメージを与えます。
しっかりと睡眠をとり、明るく楽しい未来をつくって
いきましょう。
いきましょう。
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『脳が若返る最高の睡眠~寝不足は認知症の最大のリスク~』
(小学館)では、寝不足と認知症の関係、寝ないと起こる
脳や体の不調について詳しく説明しています。
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