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第200号 「怒らない脳」でイライラ撃退!
■■■ 「自分が正しい」という考えは怒りやすい ■■■
社会や他人に対するイライラや怒り。
ストレス社会と言われている現代には多く存在して
いると思います。
最近イライラすることが増えた、毎日他人の愚痴ばかり
話しているという方は、怒りのストレスが溜まっている証拠。
その怒り、正しいものなら良いのですが、もったいない
怒りもあります。
それは、自分の“誤解”から生じる怒りです。
物事をよくよく確認したり、他人の意見を聞いてみると
必ずしも自分が思っていることが、正しいとは
言えないケースがあります。
実は自分が
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・相手の話を聞き漏らしている
・話の意図をくめない
・自分と異なる考えを理解できない
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などの問題を持っており、相手に怒りを覚えるケースが
あるのです。
いわば「怒り損」のケースです。
■■■ 「聞ける脳」は「怒らない脳」 ■■■
脳画像診断を受診される方の中には「怒らない脳」を
お持ちの方がいます。
それは、聴覚系脳番地が発達した方々です。
これは、どういうことかと言うと、
「相手が発した言葉を、発した通りに捉えられる力」が
脳に備わっているということです。
私たちは相手が言っていることを正しく捉えているとは
限りません。相手がどのような意図でその言葉を発したか、
正しく受け取れているとは限らないのです。
相手の言葉が、依頼なのか、命令なのか、質問なのか、
報告なのか、会話を楽しみたいだけなのか、独り言
なのか・・・。
聴覚系脳番地が未熟だと、こういった相手の言葉の
聞き分けが難しく、相手の正しい理解ができず、
自分基準の解釈に陥ってしまいやすいのです。
その為、相手から
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・攻撃されている
・バカにされている、見下されている
・怒られている
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など、誤解が生じ、怒り損を発生させてしまうのです。
■■■ 「べき」「はず」をやめてみる ■■■
私たちが怒るとき、そのものごとに対し
「本来はこあるべき!」「こうであるはず!」と自分基準で
考え、他人の考えや行いを受け入れられないことは
ないでしょうか?
例をあげてみましょう。
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[例1]
A 洗い物をしてから、お風呂掃除をする
B お風呂掃除をしてから、洗い物をする
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[例2]
A 日付順に請求書をファイリングする
B あいうえお順に請求書をファイリングする
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上記の例を客観的に捉えると、どちらがよく、
どちらが悪いということはないことが分かります。
しかし、自分基準でないと気が済まない脳だと、
自分の方法以外の態度を取られたりすると
怒りが生じます。
もし、このようなケースで他人に「〇〇すべき」
「〇〇なはず」と考えて、怒りが発生してしまったら
「自分は〇〇が良いと思う」と言い換える習慣を
つけてみて下さい。
そして「自分は・・・」と考えた後「では他人は?」と
考えてみましょう。
こうやって考えてみると、自分だけでなく、相手の
ことも少しづつ考えられるようになってきます。
怒りは脳の使い方を変えることで、軽減させることが
できます。
怒りで自分を嫌な気分にさせるより、楽しい毎日を
送りましょう!
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