脳グッズ・
書籍・講演
- HOME
- 脳グッズ・書籍・講演
- 脳スクールタイムズ一覧
- 第199号 子どもの『聞ける脳』を育てるコツ!第199号 子どもの『聞ける脳』を育てる...
脳グッズ・書籍・講演
第199号 子どもの『聞ける脳』を育てるコツ!
■■■ 子どもの困った、どうすればいいの? ■■■
子どもの困ったに関するお母さん、お父さんからのご相談。
内容は様々ありますが、特に手を焼くのがこんなケースです。
---------------------------------
・ルールを守れない
・自分勝手
・思い通りにならないと暴れる
・学習に遅れがある
---------------------------------
このような子どもの脳画像を見ると、多くのお子さんに
共通していることがあります。
それは「脳の聞く力が未熟」ということ。
当り前ですが、子どもの脳は大人に比べ、まだまだ
未熟な脳番地ばかりです。
情報の入り口である“聴覚系脳番地”が未熟だと
様々な困ったを引き起します。
■■■ 「聞ける脳」は子どもを伸ばす! ■■■
脳の聞く力が育てば、子どもは劇的に変わります。
どのような力がついてくるかと言うと、
------------------------------------
・記憶力が育つ
・時間が守れるようになる
・簡単なことでキレなくなる など
------------------------------------
聴覚系脳番地で音や言葉など、適切な情報を
キャッチすることができれば、その情報が
記憶系脳番地や理解系脳番地など、他の脳番地と
次々に繋がっていきます。
脳が成長する為に、欠かせないのがこの
「情報を入れる」ことなのです。
■■■ 「聞ける脳」を育てる、接し方のコツ ■■■
聞ける脳を育てるためには、子どもとの接し方に、
ちょっとしたコツがあります。
今回は3つご紹介します。
-------------------------------------------------------
◇ 接し方のコツ ◇
-------------------------------------------------------
[1] 余計なことは言わない
子どもに色々教えようとつい過剰に説明したり
余計な口出しをすることがあります。
しかし、「聞けない脳」には処理しきれない
情報量なのです。
また、せっかく子どもが集中して取り組んでいても
余計な一言で、その集中力を乱す原因にもなります。
多くのことを話すより、一つひとつ、時間をかけて
話すことを心がけましょう。
-------------------------------------------------------
[2] 嘘になりそうなことは言わない
たとえば、予防接種のとき
「今日は注射はしないよ」と病院に連れて行ったり
「注射は痛くない」とごまかすのはよくありません。
「痛い時間はすぐ終わる」「注射は体を守るために
必要なんだ」と、きちんと話すことが大事です。
子どもとの信頼関係づくりに欠かせません。
-------------------------------------------------------
[3] 子どもとの時間を大切にする
コミュニケーションの基本は“一緒の空間にいること”です。
親子の時間を大切にすると、感情系脳番地が育ち、
相手を考えられる脳に育っていきます。
すると、相手の話も聞けるようになるので、そこから
子どもの脳への情報吸収が増えていきます。
-------------------------------------------------------
子どもの脳は大人と比べるとまだまだ未熟です。
聞ける脳を伸ばす接し方で、子どもとの大切な時間を
楽しく過ごしましょう!
******************************
男の子は「脳の聞く力」を育てなさい
では、これまで脳画像診断でみてきた子どもの
『聞けない脳』の問題やご家庭でできるトレーニングを
掲載しています。
聞く力が気になるお子様をお持ちの方にお勧めです。
■加藤俊徳(著)
男の子は「脳の聞く力」を育てなさい(青春出版)
※詳細・購入 >> こちら(Amazonへのリンク)
******************************
配信登録はこちら