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第183号 認知症をくいとめる!1日3分脳番地トレーニング
■■■ 認知症6つの予兆 ■■■
人生100年と言われる時代。
これからどう生きようかと考えた時、他人ごとでは
いられないのが、認知症の問題です。
そもそも認知症とはどのような症状なのかご存知でしょうか?
まずは6つの兆候を知っておきましょう。
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◇ 認知症6つの兆候 ◇
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[1] 時間が気にならなくなる
[2] 話が噛み合わなくなる
[3] 物事が一回ではすまなくなる
[4] 以前より気持ちが抑えられなくなる
[5] 時間が経つと記憶がなくなる
[6] いつもしていたことをしなくなる
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実は、これらはみな「記憶」と深く関わっています。
時間が気にならなくなるというのも、そもそも
「時間」というものを忘れていたり、話が噛み合わないのも
聞いた話を忘れたり、自分が話したことを忘れているという
記憶が失われている現象の一つです。
つまり、認知症とは脳の中の「記憶がなくなること」です。
■■■ 認知症予防のカギは“運動系脳番地” ■■■
神経細胞は年齢と共に減少・老化していきますが、
脳内のネットワークは年齢を重ねて強化されていきます。
すなわち、脳番地ごとの繋がりを強くしていけば、
脳を成長させ、活発に働かせることができるということです。
8つある脳番地の中でも、とくに認知症予防のカギとなるのが
“運動系脳番地”です。運動系脳番地はとりわけ
他の脳番地との繋がりが強いという特徴があります。
また、人間の発達・老化で言えば、生まれたばかりの赤ちゃんは
運動系脳番地から育ちます。その後、自分の足で歩き、
手でつかむことができるようになってから「これは何だろう?」
「この字は何と読むんだろう?」と考える力が育っていきます。
動けば経験が増え、経験が増えれば思考が育つという訳です。
老年期の衰えは逆で、手足が動きづらくなり、活動範囲が
狭まり、しゃべる機会も減少する。すると、考える力も落ち
脳の働きが低下していきます。
このことからもお分かりのように、運動系脳番地を働かせ、
他の脳番地との連携力を上げ、脳全体を元気にしていくことが
ポイントなのです。
■■■ 運動系脳番地を使うトレーニングを取入れよう! ■■■
脳番地トレーニングは日常生活の中に取り入れていけば
日々の習慣で自然とトレーニングをしていることに
なります。
また、運動系脳番地のトレーニングには、朝昼夜に
それぞれ適したものがあります。
今回は朝、脳を“覚醒”させる脳番地トレーニングを
ご紹介します!
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朝の脳番地トレーニング『利き手を使わず歯磨き』
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[1] 歯ブラシを利き手で持ち、もう一方の手で
歯磨き粉をつける。
[2] 利き手と反対の手に歯ブラシを持ち替え
歯磨きスタート。
[3] 奥歯を磨くときは口を大きく開け、
下の歯の裏を磨くときは舌を思いっきり
上げる。前歯は口を「イー」と大きく
横に広げる。
運動系脳番地の中でも、口と手の領域を使うトレーニングです。
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上記の他、毎日歩く、手を使う、会話をすることは
運動系脳番地を動かす基本になりますので、是非毎日
行うようにして下さい。
運動系脳番地を刺激し、認知症に負けない脳を育てて
いきましょう!
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「認知症をくいとめる!1日3分脳番地トレーニング
(PHP研究所)」には 朝昼夜にそれぞれ適した
31個のトレーニングをご紹介しています。
是非、ご覧ください!
書籍の詳細は、こちら>>
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