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第169号 親子で“聞く力”アップ!脳番地トレーニング

mailmagazine169

■■■ 早く気づいて、子どもの聞けない脳 ■■■

子育て中のお母さん、お父さん。
お子さんのこんなことで、悩んでいませんか?
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 □ 言葉が遅れている

 □ 幼稚園・学校で起こった事を話さない

 □ 一人で勝手に動き回る

 □ 学校の配布物を渡さない

 □ やることが分からずフリーズする

 □ すぐに動けない・ぐずぐずする

 □ 言っていることが一方的で勝手

 □ 歌が苦手・音程が取れない

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もしかしたらこれ、お子さんの「聞けない脳」が原因かもしれません。

聞けない脳を持つお子さんは、聴覚系脳番地記憶系脳番地
あまり育っていない傾向にあります。

この二つの脳番地が未熟だと、次第に学校の授業についていけなくなったり
友達同士の会話も、聞いた内容を勘違いして、コミュニケーションに問題が
発生してくる可能性があります。

これから子どもが成長し、大きな問題とならないよう、早めの対処、
聞く力をアップさせる脳番地トレーニングをご紹介します!

■■■ 親子で聞く力アップ!脳番地トレーニング■■■

聞く力が弱いお子さんには、お母さん、お父さんのサポートが大切です。
特に、これだけはやって欲しい、3つのトレーニングをご紹介します。

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☆ 親子で聞く力アップトレーニング ☆
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【1】いっしょいっしょキャンペーンで、親子の時間を持とう!

聞く力をアップする為には、会話をする時間を増やすことが重要です。
しかし、聞く力が弱いお子さんにはなかなか難しいもの。

そんな時は『一緒に過ごす時間を増やす』こと。
親の声を側で聞くだけでも、聴覚系脳番地の刺激となり、
また、一緒にいるということが、子どもの感情系脳番地を刺激します。

一緒に過ごす時間を工夫することで、子どもとの会話のチャンスを
増やすことができます。

特に、
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・学校や幼稚園・保育園の帰り道を一緒に歩く
・一緒にお風呂に入る
・布団に入り、並んで寝る など
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こういった、時間は子どもと会話をする大チャンスです。

今日の楽しかったことや出来事を質問して側で聞いてあげることが
子どもの聞く力を育ててくれます。


【2】子どもに相談してみよう!

「親が子どもに相談するなんて!」と思う方もいるかもしれませんが、
ご安心を!

相談と言っても深刻な内容ではなく、
子どもが自分の行動を決める為の相談です。

例えば、
「お風呂は何時に入る?」
「明日は学校にどの服を着ていく?」
「宿題はどの順番でやる?」     など。

相談するように聞かれると、子どもは自分の答えを待たれて
いる為、確実に注意力がアップします。

また、相談内容を頭に記憶することになりますので、記憶系脳番地も
同時に刺激されます。


【3】聞いたことを繰り返し言ってもらう

子どもの聞く力が弱い一つの理由に、聴覚記憶が弱いことがあります。
聴覚記憶とは、聞いたことを頭の中に保持しておく力のことです。

通常、耳から聞いた言葉は内言語(声に出さない頭の中のおしゃべり)
として頭の中で音がなります。

聴覚記憶が弱い子どもは、この内言語が鳴らないことが多く、
聞いた言葉が脳内で反復されず、記憶に残りにくいのです。

内言語が鳴らない場合は、外言語として声に出し、再度自分の耳で聞いて
記憶することが一番です。

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例えば

×:「上履き持って帰ってきてね」 ⇒ 「うん、分かった」

〇:「上履き持って帰ってきてね」 ⇒ 「上履き持って帰ってくるね」


※繰り返すことが難しい場合には、
「持って帰って来るもの何だっけ?」と繰り返す為の質問をしてあげましょう。

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また、親子の会話の時にも、子どもと同じく、親が繰り返して
口に出すことが大事です。子どもは親の聞き方、繰り返し方を覚え
マネするようになります。

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親子の時間を上手に利用して、聞ける脳づくりのサポートをしましょう!

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  男の子は「脳の聞く力」を育てなさい 
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