第161号　脳年齢が若返る! 記憶を刺激する脳のスイッチ！

■■■ 「人生１００年」を乗越える脳との付き合い方 ■■■

“人生１００年”
最近この言葉をよく耳にするようになりました。

平成29年9月15日の厚生労働省の発表によると、100歳以上の高齢者が
全国に67,824人。昭和38年には全国で153人だった100歳以上の高齢者が
ナント443倍の人数まで増えています。

長生きをすることで気になるのが「認知症」。
自分自身が認知症にならない事もとても大事ですが、ちょうど
４０～５０代の方々は高齢となった親のことの方が心配になる時期です。

親の脳トレといっても、一体何をしたらいいのか？
そう思っている方に、ご両親と一緒に楽しめ、ご自身の脳の活性化にもなる
脳トレをご紹介します！

■■■ 「スイッチ」を使って、記憶を呼び出そう！ ■■■

まず、記憶には、新しくものごとを「覚える」ことの他に、
これまで脳に蓄えられた記憶を「思い出す」ことがあります。

最近「新しいことが覚えられない」と悩む方は、
是非これまで貯めてきた記憶を呼び出す訓練をしましょう！

特に、古くから慣れ親しんだものをきっかけに使うと、
遠い記憶を思い出す「スイッチ」になります。

「最近思い出せない事が増えた」と自覚がある方は、
幼い頃の楽しい記憶を思い出す工夫をし、記憶系脳番地を刺激しましょう！

■■■ 幼かったあの頃を思い出す脳スイッチ ■■■

昔を思い出すには、その当時楽しんだことを利用するのが、
脳にスイッチを入れる一番のポイント！

更に、楽しかったことを思い出せば、感情系脳番地も記憶と一緒に刺激され
「もっと思い出したい」という気持ちになります。
やる気も上がりチャレンジしたくなる気持ちもアップしてくれば
新しいことを覚えたくなる気持ちまで湧いてきます。

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幼い頃の記憶を呼び出すお勧めスイッチ！
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◇ 童謡を聞いて、歌おう！◇

　聴覚系・伝達系・運動系脳番地と連動しながら記憶を刺激します。
　 何度も思い出し歌うことで、更に記憶の強化にもつながります！

◇ 手足を使った遊びをしよう！ ◇

　 あやとり、けん玉、プラモデル作りなど、手足を動かすことで
　 当時の事を思い出しやすくなり、若さがみなぎるスイッチになります。

◇ 思い出の品に触れよう！ ◇

　 昔から持っている人形や、もらった指輪、母から譲り受けた着物など
　 思い出の品は、その時の気持ちや情景まで思い出させてくれる
　 スイッチになります。
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楽しかった昔の思い出をスイッチに、 脳を元気に１００歳まで
乗り切りましょう！

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