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第122号 脳スクールタイムズ 2016.6.9
天気予報の見方で“仕事力”が分かる?
■■■ 今日は雨が降る?降らない? ■■■
日が経つのも早いもので、もう梅雨の季節となりました。
南から次々と梅雨前線が北上し、ここ関東地方も6月5日、気象庁より梅雨入りが発表されました。
そんな矢先、ある雨降る朝の事です。
傘をささずに歩く男性が一人。そして、数十メートル歩くと今度は傘をささない女子高生が一人。
おかしいな?と思いキョロキョロ傘をささない人の人数を数えながらあるいてみると、なんと5分の間に10人もの人が傘をささず濡れながら歩いていたのです。
その中の一人がボソリ「朝雨が降るなんて言ってなかったじゃん!」
この声が聞こえ、ようやく納得。
恐らく、傘をさしていなかった人たちの多くが、天気予報を信じ、傘を持たずに家を出ててきたのではないでしょうか?謎が解けた気がしました。
最近の天気予報は昔と比べ、よく当たります。
空を見なくとも、天気予報をチェックしていれば、あまり問題がない時代へと変わったのです。
天気予報が当たる事はとてもいいことなんですが、空を見なくなると、脳のある力が劣ってしまう可能性があるのです。
■■■ 空模様と仕事力の関係 ■■■
さて、先ほどの「天気予報を信じ、自分の目で空を確認せず家を出た」というのが事実であったなら、一体何が足りなかったのでしょうか。
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1) 空を確認せず、家を出た
⇒ 自分の目を使って情報を得ていない
2) 天気予報を信じ、雨が降る事を考えなかった
⇒ 複数の可能性を予測する力が不足している
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仮に、空を“見た”としても見たときの解釈が“雨が降るかも”とならなければ、傘を持って出る行動にはならないのです。
視覚系脳番地でインプットした情報を理解系脳番地解釈する事で初めて「傘を持っていこう!」となるのです。
今回行動を、仕事の場面に置き換えて考えてみましょう。
見る力が劣るということは、自分の周りの情報に気が付かないということでもあります。
多くの人が暮らすこの社会では、人と人との関わり方がとても重要となります。お客様の顔色を見ながら反応を伺ったり、お店の陳列状況を見て、何が売れているのかマーケティングをしたりと自分の目を使って、初めて取れる情報がたくさんあります。
また、複数の可能性を予測する力が不足していると、自分が考えた企画が最高だと思いがちです。自分の企画に自信を持つことはとても良いことです。しかし、
日常生活の、このような行動は、仕事にも影響してくるのです。
天気予報の情報に限らず、自分の目を使って情報を得ること、目から得た情報を理解することは脳にとって、とても大事なことなのです。
■■■ 通勤時間の10分を脳トレに使ってみよう! ■■■
仕事とも大きく関わる日常の脳の使い方。
今回のメルマガでは、視覚系脳番地を使った、
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難易度 ★ 通勤中に出会う『 花 』を見つける!
難易度 ★★ 同じ電車に乗っている人の『 職業 』を当てる!
難易度 ★★★ 昨日との違いを見つける!
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簡単にできる事ですが、やってみると以外に難しい。
特に、難易度 ★★★は、同じ通勤経路を毎日通っているとなかなか違いに気付かないものです。難易度 ★★★ができるようになってくると、記憶系脳番地の力も上がってきます。
どれもちょっとした事ですが、毎日続ける事で、
目で見て分かること、推測が必要なもの、
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