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第117号 脳スクールタイムズ 2016.3.24
IT型認知症とは何か?新しい認知症とは?
■■■ 脳ドッグでは問題ないのに“不健康脳”な人 ■■■
これまで脳画像診断を通じ、多くの方々の脳をみてきました。
最新の枝ぶり脳画像法を発見してから、
脳に病気がなくても「不健康な脳」
気が付きました。
これまで皆さんにお伝えしてきた通り、
成長し続けている「健康な脳」になれます!
その一方で、脳が使われず成長しなければ、むしろ
「不健康脳」に進んで行くとわかってきました。
脳が成長しにくい「不健康脳」となり、
将来「認知症」に繋がる可能性が十分考えられるのです。
多くの脳ドックでは、脳腫瘍や脳血管障害など、
脳がどれだけ元気で成長しているか、
つまり、「あなたの脳は問題ありません」という事が、イコール
「成長している健康な脳です」とは限らないのです。
■■■ 現代人に起こる“IT型認知症”■■■
従来、認知症と言えば、加齢に伴い記憶力や認知機能低下を
引き起こす症状の事が言われてきました。
しかし近年、10代~40代の若い方々でも、
脳画像診断を受けに来られる方が増えてきました。
こんな症状ありませんか?
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・ 昨日、今日のできごとが思い出せない
・ 分かっていたはずの漢字が書けなくなった
・ 集中が続かず、注意散漫になる
・ 昔に比べ、切れやすくなった
・ 知識の量に比べ問題解決能力が著しく低い
・ うつ気味、毎日つまらないと感じる
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かれこれ、インターネットが普及しはじめて20年以上の時が
経過しました。戦後の生活とはがらりと変わり、
私たちの身の回りにもパソコン、
IT漬けのヘビーユーザーは、今まで分かっていたはずの漢字が
書けなくなったり、時間を忘れて画面にくぎづけになりその場から
動かない経験があると思います。
これは、「不健康脳」の兆候です。
しばらく、旅行や出張でパソコンを開いていないと意外に
自分で考えてテキパキ行動できる自分に気づくことがあります。
しかし、どっぶりとITに依存した生活が続けば、「不健康脳」
その人の脳の個性となり、「IT型認知症」になります。
つまり、脳が思ったように働かないために、記憶力が低下したり、
うつ気味になったり、コミュニケーション能力が阻害されたり、
注意散漫になったり、
切れやすいなどの症状が固定した能力になります。
「IT型認知症」は、年齢に関わらず、
依存した生活により、脳の使い方に偏りが生じ、その結果、
認知機能の低下が引き起こされる認知症のことです。
■■■“IT型認知症”予防につながる日本人らしい生活 ■■■
IT社会が訪れ、これまで自分の脳でやってきた事の多くを、
パソコン、スマホにゆだねるようになってきました。
また、同時に「日本人らしい文化」「日本人らしい生活」が
私たちの周りから、 日々無くなりつつあります。
これまで私たちが行ってきた「アナログ生活」は「生活すること」
そのものが脳を成長させる事に繋がっていました。
不便さを補う為に、知恵をしぼり、
生活そのものが脳をまんべんなく使い、
社会が発展し、
これは、決して悪い事ではありません。
しかし、私たちを取り巻く環境が変わる事で、
影響があり私たち自身が知らぬ間にどんな影響を受けているのか、
知っておかなければ、
気付かぬうちに「不健康脳」から「IT型認知症」へ
「IT型認知症」から「加齢型認知症」への道を
たどってしまう可能性が考えられるのです。
もしかして私はIT認知症かも?
と思う方は是非、
何か一つでも生活の中に取り入れる事で脳の働きが変わります。
日本の良さを見直す事で今まで使っていなかった脳が動き始めるで
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【参考書籍】
『 日本人が最強の脳をもっている 』 (幻冬舎)
http://www.amazon.co.jp/dp/
IT型認知症に関する内容、脳を成長させる和の素晴らしさ、
トレーニングなど現代人に必要な話題満載です。
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